言うまでもなく、小学1年生と中学1年生では心も身体も大きく異なっている。故に、それぞれの特徴を踏まえた介入を心がけていかなければならない。
より良い教育について考える際、子どもの発達段階を考慮に入れることは重要事項であろう——文科省も重視している。
そこで、本サイト——進化教育学研究室——では、「人間の発達段階は進化によって形成されてきた」との前提に立ち、発達の起源に目を向けながら、最適な教育的介入を検討していくことにする。
子どもを未熟な大人として認識していれば、子どもの行動は不可解極まりないように映るかもしれない。しかし、本サイトはこの認識が誤りであると主張していく。 危険で愚かな行動であったとしても、その時期においては適応的なのである。
発達関連の記事を読み進めてもらうことで、子どもの非合理的な行動の多くは、ある意味で合理的なことに気づくはずだ。